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◎海と天気
○海の潮が暖かいと、3日以内に大風。
○引潮が強ければ、風は凪ぐ。
○潮の下潮、北の風。(低潮になると北風も弱まる。)
○干満の差が大きいと、次の半月は雨多くなる。
○満潮雨に傘持つな。
○干潮の時海が荒れると、満潮の時は大嵐。
○海鳴りがすると雨近い。瀬戸の潮流の音激しいときは、2,3日晴天。
○にが潮が岸に寄ると時化。赤潮が岸に寄ると時化近し。海に赤灰が浮かぶと波が立つ。
○時化前に海が鳴る。大時化前に海中に石が動いて音がする。
○大風の吹く2〜3日前に海が濁る。海中に白い煙が立つように濁り出ると大風。(五島)
(以上いずれも台風の前兆のうねりのこと。)
○時化前、海澄みきって、海岸でナマコが見える。南の大風の2〜3日前に海透き通る。(五島)
○時化前、瀬の小魚、塊って出てくる。エビ岩から飛び出してくれば、3日以内に時化。(五島)
○時化前、浜砂浮いて足がブクブク入るくらい柔かくなる。時化前、前砂浜港で
底が柔らかくなり、錨がきかなくなる。(五島)
○冬、西風落としは早朝日出頃、東方に黒雲出る、時化雲(笠のような雲)西に出ると突風来る。
○極だって空青くなると大時化。生きれいに晴れ冴えたとき時化。秋空身えると雨。
○春つかれ、風の兆。冬つかれば雪。
(つかれば黄砂)
有明海沿岸
○雲仙腰巻、阿蘇頭布(熊本)、天山鉢巻、多長頭布(佐賀)
(いずれも雨の前兆。)

 

 

 

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